宮司だより

宮司だより

  • 【No.499】2021.1.2
皆様、明けましておめでとうございます。
昨年はコロナ一色の1年間でした。
年がかわりましてもまだ収束する気配が見えません。
辛丑(かのと・うし)の辛は「つらい」「むごい」「きびしい」「ひどい」の意に通じる語です。
同時に「新」に通じる語でもあります。
昨年は謙虚に敬虔な心になって規律して正し、改善して更新してゆく年でした。
丑の年は前年に発生したものがやや長じる年で「紐」に通じ「養う」意味ももちます。
経済のあり方、仕事のやり方から生活まで社会の状況に合わせて常に改め更新して行かなければ衰退してゆく。必要あらば根本的に見直して、謙虚な気持ちになり懺悔、斎戒して新たなスタートを切らなければならない。そんな一年であると感じています。
神仏の御加護を受けながら皆さまが繁栄されますことを心よりお祈りしております。
令和3年もよろしくお願いします。

| 2021-01-02 | 宮司だより | 記事▼ |