令和7年10月19日(日)9時〜11時『第45回宮司と学ぶ〜神道〜』を開催します。今回のテーマは「山の信仰」です。
今から15年ほど前、若い女性の間で登山がはやり、「山ガール」という言葉が広まりました。現在登山は、ハイキングのように手軽なレジャーとして幅広い年代で親しまれていますが、かつて登山は信仰の側面が強いものでした。
江戸時代には「江戸八百八講」といわれるように、富士山が大変多くの人々から信仰を集めていました。富士山を信仰する人々は、富士山に登ったり、富士登山を疑似体験する富士塚を造ったりしました。
富士山のほかにも、出羽三山(山形)、大山(神奈川)、八海山(新潟)、御嶽山(長野・岐阜)白山(石川・岐阜)、石鎚山(愛媛)、英彦山(福岡・大分)など、日本各地には数多くの「霊峰」とよばれる、信仰をあつめる山があります。これらの山々では、特色ある独自の信仰が生まれ、各地に広まっていきました。
今回は、霊峰とよばれる日本各地の山の信仰を解説し、その歴史や特色を学びたいと思います。
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