宮司だより

宮司だより

  • 【No.396】2010.11.26
<七五三>

今年も沢山の方々にお参り頂きました。

朝から着付けをして祭儀の時には緊張が途切れてぐずってしまうお子さん、ご両親、お祖父ちゃんお祖母ちゃんから「可愛い可愛い」と言われてずっとご機嫌で衣装をいつまでも着ているお子さん。
皆さん、とっても可愛くて子供らしくて、見ていてこちらまで幸せな気分になってしまいます。
皆様、おめでとうございました。

まだ、12月までご予約をされている方がいらっしゃり、飛び込みでお参りに来る方もいらっしゃるので、千歳飴をさらに追加で入れておきました。
お参り、心よりお待ちしております。


<ラグビー早慶戦>

今年就任した早稲田の辻監督(元NEC、元日本代表)には、親友の現NEC相澤GM(元久我山コーチ)からの依頼があったにせよ、当時教え子だったSHの金澤章太(明大−東京ガス)や渡邉利紀が直接指導を受け大変世話になった。
かたや慶応の林監督は、20年前の林さんが清水建設勤務時代から知っているし、フッカー古田、SO和田は教え子なのでどちらか一方を応援するという気にはどうもなれず、ラグビー経験者として伝統の一戦を純粋に楽しむという感覚でテレビでだが試合を観させてもらった。

早稲田は春先から非常によく鍛えられていて優勝候補の筆頭である。素質の高い選手が揃っているだけでなく、攻撃面でも防御面でも組織的に非常にまとまっている。
対する慶応は林監督が細部まで相手をよく研究しての戦術面で効果的な工夫をしてくる。

例えばグランドを広く使おうとする早稲田は、ブレイクダウンに人数をかけようとしない。
そこを突いてしつこくボールに絡みターンオーバーを仕掛けてくる慶応。
この他にも劣勢を互角に持ち込むために色々と考えて試合に臨んでいるのだろう。
実に「ニクい」(あっぱれ)という印象だった。

しかしそれ以上に、見ごたえがあって、清々しくて、観ていて気持ちがよくて、最高に面白い試合だった。

ノーサイドの瞬間、感動のあまり涙が頬を伝っていたほどだった。

両校のフィフティーンへ。

素晴らしい試合をありがとう!
| 2010-11-26 | 宮司だより | 記事▼ |